TopCoderでの賞金の受け取り方

2007-12-26 / /

注意: 本ページは、2007年6月14日の日記として投稿されたものを整形したものです。 ここに書いてある情報は2006年12月〜2007年6月にかけての情報です。 最新の/詳しい/正確なことは TopCoder のサイトに書いてありますので、そちらを熟読すると良いと思います。

TopCoderとは、オンラインで開催されているプログラミングコンテストです。 TopCoderについての詳しい説明は他のサイトに譲ります。 この TopCoder、上位に入ると賞金がもらえる場合がありますが、 プラスを出すためにはそれなりに手間がかかります。 このページでは、その受け取り方(というか私の体験)について説明します。

Step 1: 勝つ

賞金付きSRM(Single Round Match)の上位に入ったり、 TCO, TCCCなどのトーナメントで勝ち進んだりすると、 賞金をもらう権利を得ます。

そうすると、SRM Prize Winner みたいな件名のお知らせメールが来るはずです。 私の場合はメールサーバのトラブルか何かで来ませんでしたが、 その場合でもTopCoderのサイトの My TopCoder → Affidavits あたりを見ると何か表示されるようになると思います。

Step 2: 書類(Affidavit, W-8BEN)を郵送する(初回のみ) / AffidavitをAffirmする(2回目以降)

実際に賞金を受け取るには、 Affidavitに署名し、 アメリカ大使館等で公証を受けて、 税金の書類(W-8BEN)と共にアメリカのTopCoder社まで郵送する必要があります。

まず、Affidavitを印刷します。 確か My date of birth is のあたりに空欄があったと思うのでそこを埋めときます。 署名欄等も空欄ですが、この段階では署名はしませんでした。

そして、在日アメリカ大使館に行きます。 公証業務は午前中のみなので、注意。

大使館の手前の信号で 「こっちはアメリカ大使館ですけど、ご存知ですか?」 「どのようなご用件で?」 みたいな質問を警官(警備員?)にされたり、なんか警戒厳重。

公証の窓口で、公証手続きを申し込んで、料金の30ドルを1ドル116円換算(当時のレート)で日本円で支払う。 「これは何の書類ですか? 提出先はどこですか?」みたいな質問(日本語)をされたりしつつ、ここでAffidavitに署名をし、宣誓を行う。 Affidavitに大使館の人(?)のサインと大使館(?)の刻印をしてもらえる。 ちなみに、「これはアメリカの書類です。ですから、ここには英語でサインをする必要があります。英語でのサインとは筆記体でのサインを指します」と言われた。

さて、これが終わったら、この公証済みAffidavitと、税金の書類(Form W-8BEN)を米topCoder社まで郵送します。 私は期限(賞金獲得から60日; My TopCoder に表示される)が差し迫っていたので、EMSで送りました。 1200円。高いが仕方が無い。 期限に余裕があれば普通のエアメールでできると思います。

しばらくすると、書類が届いて、My TopCoder の Affidavit 欄が更新されます。

1回この作業をしたら、2回目以降勝った時にはWeb上で Affirm Now を押せばOKになります。 (正確には、W-8BENについては有効期限があるので、何年かすると再提出が必要になると思います)

Step 3: 小切手を受け取る

賞金の受け取り方は、デフォルトでは小切手です。 小切手以外にも、メールを送って頼めば銀行振り込み(?)とかPayPalとかにしてくれるらしいです(手数料とかがかかるようです。詳しくは知りません)。何も希望しないと小切手。 私は小切手で受け取ることにしたので、以下は小切手の場合を説明します。

しばらくすると、小切手が送られてきます。 TopCoderの賞金には、30%の税金(源泉徴収)がかかるので、You have won $70.0. と書かれていても、実際に送られてくるのは49ドルとなります。 月末締めで翌月15日発行とかで、たまに予定が遅れたり、エアメールで時間かかったりするので、それなりに待つかもしれません。 あと、デフォルトでは手取り額が25ドル以上たまったら小切手発行、となります。

ちなみにこの小切手、右上の方に書いてあるのが発行日。 小切手の有効期限は特に記述が無い限り六ヶ月らしいですので注意。

Step 4: 小切手を換金する

さて、ここで手に入ったのは小切手であり、現金ではありません。 現金が欲しいのであれば換金する必要があります。

ここで罠が一つ。小切手換金の手数料は高い銀行が多いです。 三井住友銀行では、小切手1枚あたり三井住友銀行側の手数料(4600円)+小切手発行元の銀行側の手数料も取られる可能性あり、とのこと。 三菱東京UFJ銀行でも同程度との話。

調べてみると、citibankに口座があれば、1枚1000円で換金してくれるとのこと。 早速電話で問い合わせ。
私「小切手換金したいのですが」
citi「口座作ってから換金ならOKです」
ということで6月頭にcitibankの支店に出向き、口座開設と小切手換金申し込みを同日に行う。 小切手換金は(citibankに限らず)口座への入金という形で行われる模様。
「不渡りの場合は1枚5000円の不渡り手数料を頂きます」とのこと。 TopCoderさんのことですから不渡りなんかにはならないでしょうねぇ。

あと、citibankは口座に月平均50万円(or外貨で20万相当)無いと口座維持手数料が月に2100円取られるので注意。 口座開設月の翌月(私の場合は7月分)から計算対象。

15営業日後くらいに換金されて口座に(ドルで)入ります。

Step 5: 現金として取り出す

小切手換金のお金は、citibankの場合はマルチマネー口座という口座にUSドルで入金されます。 これを日本円にするためには、1ドルあたり1円の手数料がかかります。 米ドルで出すためには、1ドルあたり2円の手数料がかかるらしい。 アメリカに行けばATM手数料だけ払えば米ドルで出せるらしいです。 そもそもアメリカに行けば小切手で現金同様に決済できる、らしい?という話も聞きますが、やったことないので分かりません。

諸経費まとめ

私のとった方法の場合、最終的に日本円現金にするまでにかかる諸経費は以下の通り。

コスト削減

デフォルトでは25ドルになると小切手発行、となっていますが、citibankであっても1枚1000円取られるので、25ドルの小切手とかをたくさん送られると痛い。 TopCoderにメール送って頼めば、もっと貯まってから小切手を発行してもらうようにできたり、他の支払い方法にしてもらったりできます。 とりあえず私は小切手発行最低金額を引き上げておきました。 citibankの口座を維持するのであれば小切手が安いなぁと思ったので支払い方法は小切手のまま。

アメリカとか行って使えば小切手換金手数料も為替手数料もかからないよ説とかもありますが、私は経験無いのでよく分かりません。 また、検索すると安い小切手換金サービスがひっかかりますが、信用できるのか怪しいと思ったので私は却下しました。